SoftBank CUP 2025 (千葉大会) 第 2 戦: 第 1 戦に続くロースコアでの粘り勝ち。大会を 2 連勝で締めくくり、いざアジア大会本番へ
2025年7月20日
「FIBA アジアカップ2025」へ向けた国内最終戦となる「SoftBank CUP 2025 (千葉大会)」の第 2 戦。Akatsuki Japan 男子日本代表チームは 69-63 で勝利し、これで先の日本生命カップ2025 (東京大会)、韓国遠征を含む国際試合全 6 戦を 3 勝 3 敗。最終の今大会を 2 連勝で締めくくり、アジアカップへ向けて勢いを付けました。
昨日の第 1 戦は 69-64 の勝利。今日の第 2 戦は 69-63で、デンマークの点数が 1 点違うだけ。その結果にホーバスヘッドコーチは開口一番、「昨日と一緒。でもまあ、勝てて良かったです」と苦笑い。「選手たちはよく頑張ったし勝ったのはいいことだけれど、ただもうちょっと、一歩一歩成長していかないと」とチームの課題も口にしていました。
「若い選手たちにはいい経験になったと思います。オープンシュートを作るための連係のタイミングもよくなってきています。もう少し時間はかかるでしょうが、チームは間違いなく強くなります。もちろん、アジアカップにはいま持てる力で全力で臨みますが、まだその先もありますから」と、アジアカップの、そのさらに先にある目標をも見据えながら、着実にチーム作りに取り組む意欲を示しました。
第 2 戦で #24 ホーキンソン選手 (17得点) に次ぐ15得点を挙げただけでなく、ゲーム終盤には素晴らしいダンクシュートを叩き込んでチームを鼓舞し、会場を盛り上げた #91 吉井選手。今大会を含む昨日までの国際試合 5 試合を振り、「もっともっといいバスケットボールができると思っていて、ずっともどかしい思いがあった」と言います。
「バスケットボールは難しい。だからもっともっと頑張らなければならない。若い選手たちにそういうことを伝えながら、そして若手にそれを言う以上、自分は若手以上にやらなければいけないと思っています。若手のほうからもっと僕らを突き上げてきてもらっていい。自分は気持ちでプレーするタイプ。アジアカップも精一杯頑張りますので、応援してください」と大会を締めくくりました。
「トムさんのバスケットボールがまだまだ体現できていなくて、オフェンスは思うようにいっていないです。でもディフェンスでは粘り強くプレーできるようになってきていると思います」とこの 2 試合を振り返ったのは #19 西田選手です。
「アジアカップまではもう少し時間があるので、リバウンドを含めてもう一段階成長できるように取り組みたい」(西田選手) という男子代表チームは、今後数日のうちにアジアカップへエントリーする最終メンバー12名に絞り込まれ、その後海外直前合宿を経てアジアカップ本番へと向かいます。
キャプテン#24ホーキンソン選手がチームを代表して言います。
「チームの雰囲気は少しずつ、そして確実に良くなってきているので、アジア大会は優勝したいです。頑張ってきます」
Akatsuki Japan 男子日本代表チームへのご声援を、引き続きよろしくお願いいたします。
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【 FIBAアジアカップ2025 概要 】
○開催期間: 2025年 8 月 5 日 (火)~ 8 月17日 (日)
○開催地: サウジアラビア・ジッダ
○FIBA公式大会ホームページ>> https://www.fiba.basketball/ja/events/fiba-asiacup-2025
《グループフェーズ 組み合わせ》
【Group A】 カタール (87位)、オーストラリア (7位)、韓国 (53位)、レバノン (29位)
【Group B】 日本 (21位)、グアム (88位)、シリア (71位)、イラン (28位)
【Group C】 中国 (30位)、ヨルダン (35位)、インド (76位)、サウジアラビア (65位)
【Group D】 チャイニーズ・タイペイ (73位)、ニュージーランド (22位)、イラク (92位)、フィリピン (34位)
※カッコ内は2025年 3 月28日現在の FIBA ランキング