SoftBank CUP 2025 (千葉大会) 第 1 戦:シュート成功率が伸びず苦しむも、粘り強いゲーム運びで白星
2025年7月19日
8 月 5 日に開幕する「FIBAアジアカップ2025」へ向けて強化活動を続けてきた Akatsuki Japan 男子日本代表チームの国内最後の国際試合となる「SoftBank CUP 2025 (千葉大会)」。本日行われた第 1 戦は、後半までシュート成功率が伸びず苦しい展開となりましたが、最後まで粘り強い展開を見せた日本が 69-64 で逃げ切り、白星を飾りました。
先の日本生命カップ2025 (東京大会) や韓国遠征で思うように勝利をつかみ切れず、悔しい思いをしたホーバスジャパン。試合後、ホーバスヘッドコーチは「まずは (勝てて) 良かったです」と笑顔を見せ、「今日はシュートが思うように入りませんでしたが、そういう日もあるし、(入る時も) 絶対に来ます。ここ最近では、最高の雰囲気だったですね」と今日の第 1 戦を振り返りました。
「先日の韓国遠征のあと、チームとして必要な話し合いを重ねてきました。悪くはないゲームでした。とはいえ、今日の試合に満足しているわけでは当然ありません。今日はディフェンスが良くて、みんな40分間よく頑張ったと思いますが、一方で相手のシュートも入らなかったということがあります。チームはまだまだ勉強中です。今日は69得点ですか…。もっともっと日本らしい、速い展開・速いゲームで80点以上のゲームがしたい。明日はそういうゲームにしたいと思います」
キャプテンとして獅子奮迅の活躍を見せる #24 ホーキンソン選手は、この試合でも20得点・12リバウンド・5 アシストと特筆すべき安定した活躍でチームをけん引しました。
「このチーム (メンバー) が集まってからなかなかうまくいかないことも多くて、韓国遠征は本当に悔しい結果で終わりました。自分はキャプテンとしてチームを引っ張る姿を見せたかったし、今日はみんなで本当に勝ちたい気持ちを込めて戦ったので、勝てて良かった。僕を含めて、チーム全員が少しずつステップアップしていると思います」
コメントの最後は、「明日はアジアカップ前の、日本での最後の試合になります。絶対頑張ります。ですので皆さん、明日も力を貸してください」とキャプテンらしく締めくくりました。
#7 テーブス選手もホーキンソン選手に続く18得点と気を吐きました。加えて 6 アシストも記録し、ガードとして勝利に大きく貢献しました。「今日の試合は、もちろん反省点や課題はたくさんあるのですが、まずはしっかりと我慢して勝てたということが良かった。先日のオランダ戦 (日本生命カップ2025 (東京大会))では、若い選手たちが勢いをもってプレーするといった良い面が見られましたが、今日のゲームではホーバスヘッドコーチの下での経験がある選手たちが、特に苦しい時間帯に我慢する姿を見せられたと思います」と、試合の感想を語りました。
「チームは成長していますが、波もあります。明日の第 2 戦だけでなく、アジアカップでもきっと我慢をしなければならない時間帯はたくさんあるはずです。そんなとき、今日のようにしっかりと我慢しながらも、自分たちの良さを発揮して勝てるチームになっていきたいです」と、今後のさらなる成長を誓いました。
明日の第 2 戦も今日の第 1 戦と同じくデンマークと対戦します (15:00 試合開始予定)。チケットはすでに完売していますが、ぜひ放送・配信を通じ、Akatsuki Japan 男子日本代表チームへのご声援をよろしくお願いいたします。
▽放送・配信情報はこちら>> https://akatsukijapan-men-2025-chiba.japanbasketball.jp/broadcast/
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【 FIBAアジアカップ2025 概要 】
○開催期間: 2025年 8 月 5 日 (火)~8 月17日 (日)
○開催地: サウジアラビア・ジッダ
○FIBA公式大会ホームページ>> https://www.fiba.basketball/ja/events/fiba-asiacup-2025
《グループフェーズ 組み合わせ》
【Group A】 カタール (87位)、オーストラリア (7位)、韓国 (53位)、レバノン (29位)
【Group B】 日本 (21位)、グアム (88位)、シリア (71位)、イラン (28位)
【Group C】 中国 (30位)、ヨルダン (35位)、インド (76位)、サウジアラビア (65位)
【Group D】 チャイニーズ・タイペイ (73位)、ニュージーランド (22位)、イラク (92位)、フィリピン (34位)
※カッコ内は最新 (2025年 3 月28日現在) の FIBA ランキング